1. HOME
  2. ブログ
  3. ボランティア体験
  4. カンボジアでのボランティア活動

JAVOメディア

~今と、明日とミライへ。~

ボランティア体験

カンボジアでのボランティア活動

現在、東京都内の大学に通っています、L.Kと申します。小学5年~中学3年までの4年間、アフリカのガーナで育ち、その影響で現在は大学にて企業や国の国際関係を学んでいます。自身が大学1年生の時に海外で体験したボランティア体験が少しでも、皆さんの学びや新たな発見に繋がっていただければ幸いです。

ボランティア活動を始めたきっかけ

ボランティア活動というのは日本では馴染みの薄いかもしれませんが、海外では学校主体で積極的に活動を行っています。例えば、私が通ったガーナのインターナショナルスクールでは長期休暇の際、クラス全員でボランティア活動を行いました。 特に、海外では「人に尽くす」という文化が浸透していました。僕の友人のお母さんは知らない国の子供を養子として引き取って、自分の子供と一緒に育てている人がいました。自分の子供を育てるのに精一杯なのに、3,4人も受け入れる方がいました。本当にすごいことだと思います。このような環境で育ち、影響されたことから、日本に帰国してからもボランティア活動を何等かしらの形で行ってきました。今回は、ご縁があり、カンボジアの現地の小・中学校でのボランティア経験について記載しようと思います。

ボランティアの事業内容

私は、カンボジア、プノンペン近郊のカンダール地方にてNGOが立ち上げた全寮制の小・中学校に滞在しながら英語教師として日々活動していました。カンボジアはASEANでNo.1の経済成長率を誇り多くの国際的な企業が進出している反面、アジア随一の貧困問題が深刻な地域でもあります。そのため、多くのカンボジアの方々はより良い仕事に従事するために、語学を学ぶ意欲の高い人が非常に多いです。しかし、小・中学校での英語教育は教材はあるもののそれらを教える先生たちが多くはないため、私は英語教師として少しでも彼らの力になれればと思いボランティア活動を行っていました。

活動の素晴らしさ

実際に英語教師として英語を教えることはもちろんのこと、生活を共にすることでたくさんの学びを得ることができました。はじめはローカルの言葉がわからず、どうすればよいか戸惑いましたが、一緒に学び遊んでいくうちに仲良くなることができました。彼らを勇気づけ、英語を教えるという目的で訪れたのに、逆にたくさんの元気をもらえました。 また、私の場合海外でのボランティア活動であったため、よく日本についての意見を求められました。正直、日本人なのにも関わらず、いざ日本のことを海外の人に伝えようとしたら、うまく伝えられなくて歯がゆい思いをしました。意見を言うということは多くの情報を深く知り、多くの人の意見を聞き、それらを取捨選択し、自分の考えをまとめ、自分の言葉で相手に伝えることだと思います。簡単ではないですが、この経験を糧に、日々努力を重ねています。

ボランティア活動の仲間

私以外は、先生方を含め全員カンボジア人でした。とても明るく、フレンドリーな方が多かったため、すぐに現地の環境に馴染むことができました。今でも、Messengerで彼らとは定期的にやりとりをしていて、早いスピードで成長する彼らを見て自分も負けてられないなと刺激をもらっています。いつか、彼らとカンボジアか日本で再会したいなと思っています。

最後に

高校、大学といろんなことができる機会がたくさんあります。一方で、時間が自由に使えるが故にやりたいことが多すぎて、どれをやったらいいかわからない。別にそもそも何もやりたくない。ずっと寝たい。という人もいると思います。そんな方々にボランティア活動を通じて、自分への理解を深めたり、社会への視野を広げ、将来のことを考えるきっかけの一つとしておすすめします。ぜひ、挑戦してみてください。 皆さんの高校・大学生活が素敵なものになることを心から願っています!

高校生・大学生・社会人のボランティア証明書発行はコチラをクリック
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事