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ボランティア体験

ボランティア体験:海外ボランティア

早稲田大学政治経済学部政治学科3年の須賀渉大です。大学では政治経済と憲法を学んでいます。課外活動としては国内外でボランティア(インドネシア、種子島、高知)や学生団体、長期インターンシップなどに励んでいました!経歴だけ見るとなんか凄そうに見えますが全然そんなことはありません笑。自分自身の価値観が変わったり、視野が広がる瞬間が好きで色んな活動をさせてもらいました。本日はその中の海外ボランティアの経験を紹介したいと思います。ぜひ最後まで読んで頂き、何か一つでも発見があれば嬉しいです!!

ボランティア活動を始めたきっかけ

兄とサークルの先輩がきっかけでした。私はスポーツが大好きで高校まではひたすら部活ををやっているような青年でした。そんなこともあり大学では体育会系に入るか迷いましたが、「なんか他のことをしてみたい」、「今までと違う自分になりたい」という思いからサークルを見て回るようになりました。そして海外ボランティアサークルを発見し、惹かれました。理由は2つあります。1点目は兄が海外ボランティアを3度ほど経験していたこと、2点目は私と同じように高校まで部活に熱中していた先輩がいたことです。両者から「とりあえずは1回行ったほうが良い」と散々言われましたし、何よりも自身の経験や発見を楽しそうに語る姿が印象的でした。私自身も大学生活では「これまでやったことないことをやる」ことを1つのテーマにしていたので行ってみようと思いました!

ボランティアの事業内容

団体のビジョンは「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」であり、住居を持たない方が多い貧困地域などに出向き、住まいを建てるお手伝いをするというものでした。私はインドネシアのジョグジャカルタという地域に2週間訪れました。渡航機関の7割が建築作業(家の土台作り、塗装等)、2割が地域の学校に出向いて教育支援(日本の文化などを教授)、1割が現地観光という感じでした。理念や事業も魅力的でしたが私にとって1番魅力的だったことは20人弱のチームで参加をすることです。学年も異なり、色んなバックグランドを持つ方たちと行動をともにする中で新しい気付きや学びがありそうでワクワクしました。

活動の素晴らしさ

私達の生活との「明確な格差」を体感したことを強く覚えています。特に印象に残った子は建設地域付近に暮らす子どもたちです。都市部に暮らす子どもたちは綺麗なドレスを着ており、教育環境も整っているようですが、建設地域付近に暮らす子どもたちは服装はみすぼらしく、教育環境や生活にも恵まれていません。しかし、彼ら(建設地域付近に暮らす子どもたち)は幸せに暮らしていました。それは自分たちの生活が当たり前だと思っており、自分たちの見ている世界以外を知らないからです。一方で私達は普段から基本的には満足のいく生活が出来ているでしょう。こうした部分から「社会によって当たり前が違うこと」、「世の中には不平等があふれていること」を肌で感じました。また、貧困地域で幸せに生活する様子は私の想像を超えた光景だったことから、自身が「貧困=不幸」などという色眼鏡で物事を見ていることに気づき、改善しようと思いました。

ボランティア活動の仲間

私がボランティアに参加してから2年以上過ぎているのですが、先日飲み会をしました笑 当時の私は1年生で参加する大半のメンバーが上級生だったので不安もありましたが、得た学びは非常に大きかったです。現地では学年のことをあまり気にすることなく、ノビノビと活動することが出来ました。互いを尊重するような風土のあるチームで先輩も積極的に話しかけにきてくれたからですかね笑。オフの時間は色々語り合ったり遊びもたくさんしました。色んな経験をしてる先輩の考え方は非常に面白かったですし、今でも人生の先輩として良い関係を継続させてもらっています!

高校生・大学生に向けて一言

何事も経験するのが1番だと思います!ボランティアに参加したことで次の活動のきっかけを得たという方をよくネットや講演会で見ますが、私は素晴らしいと思っています。私はボランティアの経験から、逆にボランティアに限界を感じたため違う形で社会をよく出来たらなぁと思いながら、現在就職活動に励んでいます。ボランティアは行って終わりではありません。そこで感じたことや学んだことを次に生かしてこそ意味のある活動だと思います。ただ、これはボランティアに限ったことではないと思います。夢中になっていることややりたいことに取り組み、自分で考えて行動したことが皆さんの人生を彩っていくと思います! なので、色んなことを能動的な姿勢で経験することをお勧めします!その中にボランティアという選択肢がある人は是非行ってみてください!

最後に

ボランティアは意外と費用がかかるし、準備期間も長いので参加する障壁が高いことは重々承知しています笑。また、行ったからといって何か得られるかと断言することも出来ません。そんな状況でも経験する方が絶えない理由はどういうものなのでしょうか。その答えはわかりませんが、私は「今までに見たことのない景色を見る中で自分の価値観の変化や社会問題への課題意識が生まれたこと」を覚えており、やはり「行って良かったな」と考え続けています。みなさんもぜひ一度だけ参加してみてその答えを自分なりに見つけてみてください!ハマればやればいいし、つまらなかったら辞めればいいと思います。みなさんが一歩踏み出して様々な経験が出来ることを祈っております。また参加した際は是非感想を聞かせてください!

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