ボランティアの成功はどこにあるのか
特定非営利活動法人国際協力NGO風の会の田村咲です。
風の会に入って早2年。あっという間に自分たちの代を迎えました。その半分はコロナの状況下での活動でした。
コロナが始まって、現地に行けない状況の中、自分たちがやっていることは意味があるのか、そんな不安や疑問を抱いている人はたくさんいると思います。
私も自粛期間、ずっとそう思ってきました。「現地に行って自分の目で見るからこそ、支援する本当の意味がわかる」そういう考えを持っていた私にとっては、制限がある中で活動することの意味を見失いかけた時期もありました。
でも本当にそうなのか。現地に行けなければ意味がないのか。
その答えを見つける鍵は、「ボランティアの成功をどこに求めるか」にあると思います。
私の中での「成功」は、「1%でも相手の『幸せ』を増やすことができたか」であり、それができたなら、その行動は成功で、意味があったといえると思っています。影響力のあることをしたから大成功というわけではないのです。
ボランティアには、一見、労力やかけた時間に見合わないような結果でも、それは「大成功」といえることが多々あります。(仕事ではあまりないですが、、、)効率が悪くても、相手の幸せを思って準備し、行動したことはどんな些細なことでも立派なボランティアです。
コロナ渦でうまく進まないことばかりですが、その足踏みも立派なボランティアだと私は思います。もどかしい日々が続きますが、支援先はもちろん、自分のことも大切にこのコロナを乗り越えましょう。
つたない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました
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