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町おこしボランティアの魅力とその可能性!

こんにちは!JAVOメディアライターの穂積です。今回は町おこしボランティアについて書いてみました。

 

1.はじめに

「町おこし」と聞くと、行政や企業が主導するものというイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、実際には、学生や若者の力が町おこしにおいて大きな役割を果たすことが増えています。新しいアイデアや柔軟な発想、SNSなどのデジタルツールを活用する力を持つ若者の存在は、地域活性化の現場で強く求められています。

町おこしボランティアは、地域の課題解決に貢献するだけでなく、参加する学生自身にとっても貴重な経験を提供してくれる活動です。現場でのリアルな体験を通じて、社会の仕組みを学び、実践的なスキルを磨くことができます。

本記事では、町おこしボランティアとは何か、その魅力、そして学生が参加するメリットについて詳しく紹介します。地域活性化に興味のある人、実践的な経験を積みたい人にとって、新たな挑戦のきっかけになるかもしれません。

 

2.町おこしボランティアとは?

2-1. 町おこしとは?

町おこしとは、人口減少や経済の停滞、地域の魅力の低下といった問題を解決し、地域を活性化させるための取り組みです。例えば、過疎化が進む地方の町では、観光資源の活用、新しい産業の育成、イベントの開催などによって地域の魅力を高め、移住者や観光客を呼び込む努力が行われています。

町おこしの方法は多岐にわたり、地域によって抱える課題も異なります。例えば、ある町では伝統工芸の継承が課題になっている一方、別の地域では農業の後継者不足が問題になっていることもあります。それぞれの地域の状況に応じた解決策を考え、実行するのが町おこしの本質です。

 

2-2. 町おこしボランティアの具体的な活動内容

町おこしボランティアは、地域の住民や自治体、NPO、企業などと協力しながら、さまざまな活動を行います。具体的には、以下のような活動があります。

  • 観光PR:SNSや動画制作を通じて地域の魅力を発信する
  • イベント運営:地元の祭りや特産品フェアなどの企画・運営をサポート
  • 農業・漁業体験:地域の産業を支える現場で労働力として貢献する
  • 空き家再生:空き家を活用してゲストハウスやカフェを開業するプロジェクトに参加
  • 地域住民との交流:子どもや高齢者とのふれあいを通じて地域コミュニティの活性化を支援

例えば、ある大学の学生グループは、SNSを活用して地方の観光名所をPRするプロジェクトを立ち上げました。地元の名産品や観光地の魅力を動画で紹介し、都市部の若者にも興味を持ってもらえるような内容に工夫した結果、フォロワーが増え、実際に観光客が増加したという事例もあります。

 

3.町おこしボランティアの魅力

3-1. 地域のリアルな課題に触れられる

大学の講義や教科書では学べない、地域のリアルな課題に触れられるのが町おこしボランティアの大きな魅力です。例えば、「人口減少が進むと商店街が寂れていく」「若者がいないと伝統文化が継承されない」といった問題は、現場に足を運ばなければ実感しにくいものです。

実際に町おこしの現場を訪れると、地元の人たちが抱える悩みや、地域社会の変化を肌で感じることができます。こうした体験を通じて、自分がどのように社会に貢献できるのかを考えるきっかけにもなります。

 

3-2. 自分のアイデアが形になる

町おこしは、正解のない課題に取り組む活動です。そのため、ボランティアとして関わる学生も自由な発想でアイデアを提案しやすい環境があります。「この地域の特産品を使った新しい商品を作ってみたい」「インバウンド観光を促進するために英語のガイドツアーを企画したい」など、自分の考えを実際に形にできる機会が多いのです。

 

3-3. 実践的なスキルが身につく

町おこしの活動では、さまざまなスキルが求められます。例えば、イベントの企画運営ではプロジェクトマネジメントの力が、観光PRではマーケティングやデザインの知識が役立ちます。また、地域の人々とのコミュニケーションを通じて、対話力や調整力も身につきます。

こうしたスキルは、将来の就職活動やキャリアにも活かせるものばかりです。

 

4.町おこしボランティアに参加する方法

町おこしボランティアに興味がある人は、NPO法人の活動に参加するのが一つの方法です。全国には地域活性化に取り組むNPO法人が多く存在し、それぞれが特色あるプロジェクトを展開しています。ここでは、学生でも参加しやすい具体的なボランティア活動をいくつか紹介します。

 

4-1. NPO法人ふるさと回帰支援センター「移住支援・地域交流イベント」

活動内容

都市部から地方への移住を支援する「NPO法人ふるさと回帰支援センター」では、移住希望者と地域住民をつなぐイベントの運営ボランティアを募集しています。例えば、地方での暮らしを体験できるツアーの企画・運営や、移住希望者向けの相談会でのサポート業務などがあります。

学生が得られる経験:

  • 地域の暮らしや課題をリアルに知ることができる
  • イベントの企画・運営スキルが身につく
  • さまざまな年齢層の人とのコミュニケーション能力を高められる

 

4-2. NPO法人ETIC.(エティック)「地域ベンチャー留学」

活動内容:

「NPO法人ETIC.」が運営する「地域ベンチャー留学」では、全国の地域活性化プロジェクトに学生が数週間~数ヶ月間インターンとして参加できます。たとえば、地域特産品の新商品開発、空き家を活用した観光事業の立ち上げ、地元企業のマーケティング支援など、実際に地域ビジネスに関わる経験ができます。

学生が得られる経験:

  • 地域活性化の現場で実践的な課題解決力を養える
  • 経営者や自治体職員と直接関わりながら学べる
  • ビジネス視点で町おこしに貢献できる

 

4-3. NPO法人グリーンズ「ローカルメディアで地域の魅力を発信」

活動内容:

「NPO法人グリーンズ」は、持続可能な社会づくりをテーマに情報発信を行うNPOです。地域で活動する人々や地域資源を紹介するローカルメディアのライティング、SNS運用、動画制作などを通じて、町おこしをサポートするボランティアを募集しています。

学生が得られる経験:

  • ライティングや動画編集などのメディアスキルが身につく
  • 地域のストーリーを発信し、社会に影響を与えることができる
  • 地域の魅力を再発見し、多くの人と共有する楽しさを味わえる

 

4-4. NPO法人農音(のうおん)「農業を通じた地域活性化プロジェクト」

活動内容:

「NPO法人農音」は、農業を通じた地域活性化を目指し、全国各地で農業体験イベントや長期ボランティアプログラムを運営しています。農作業の手伝いだけでなく、農業と観光を組み合わせた「農泊(農業体験型民泊)」の企画や、都市と農村をつなぐイベントの運営にも携われます。

学生が得られる経験:

  • 農業のリアルな現場を知ることができる
  • 企画力や運営力を養える
  • 地域の人と深く関わり、持続可能な町づくりに貢献できる

 

4-5. NPO法人みんなの集落研究所「空き家再生プロジェクト」

活動内容:

「NPO法人みんなの集落研究所」は、過疎化の進む地域で空き家を活用するプロジェクトを展開しています。学生ボランティアは、空き家のリノベーションや、新しい用途のアイデア出し、地域住民との交流イベントの企画などに参加できます。

 

学生が得られる経験:

  • 空き家問題について学び、解決策を考える力がつく
  • クリエイティブな発想を活かして実践できる
  • 町おこしの現場で地域の人々と協力しながらプロジェクトを進められる

 

5.まとめ

町おこしボランティアは、地域の活性化に貢献するだけでなく、参加する学生自身にとっても大きな学びと成長の機会を提供してくれます。「何か新しいことに挑戦したい」「社会に貢献したい」と考えている人は、ぜひ町おこしボランティアに参加してみてください。あなたの力が、地域の未来を変えるきっかけになるかもしれません。

ボランティア証明書の発行はコチラ【ボランティア証明書発行(全NPO対応) | NPO法人JAPANボランティア協会 (javo.or.jp)

 

参考文献

https://www.furusatokaiki.net/about/

https://cvr.etic.or.jp

https://greenz.jp/about/

https://noon-nakajima.com

http://www.npominken.jp

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