公益財団法人ボーイスカウト日本連盟について詳細・概要
初めまして! JAVOメディアライターの長田です。 今回の記事では、皆さんが一度は聞いたことがあると思う「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟」について取り上げました。
1.ボーイスカウト運動の始まり
ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。
この運動は、1907年にイギリスのブラウンシー島で行われた小さなキャンプからスタートしました。
かねてから少年たちの教育に大きな関心をもち、このキャンプを主宰したイギリス人のロバート・ベーデン-パウエル 卿 は 、インドや南アフリカでの体験をもとにさまざまな野外教育を通じて、少年たちが男らしさを身につけ、将来社会に役立つ人間に成長することを願い20人の子どもたちとともに実験キャンプを行いました。
このキャンプの体験をもとに、翌年『スカウティング フォア ボーイズ』という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」をとおして少年たちに、自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。
これがボーイスカウト運動の始まりです。
創始者
ロバート・ベーデン- パウエル卿
(1857年~1941年)
ボーイスカウトの歴史 – ボーイスカウト日本連盟 (scout.or.jp)
2.ボーイスカウトの教育
世界共通のビジョン
Creating a Better World (より良き社会を創る)
目的
より良き社会人の育成
本連盟は、ボーイスカウトの組織を通じ、青少年がその自発活動により、自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、 かつ、誠実、勇気、自信および国際愛と人道主義を把握し、実践できるよう教育することをもって教育の目的とします。
3.誓いと掟
ボーイスカウトの教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。 それは、「ちかい」と「おきて」の実践、班制教育、進歩制度、野外活動を取り入れていることです。
ボーイスカウトの教育では、どのようなときにも、どのような場でも、すべての活動が「ちかい」と「おきて」の実践を基盤において行われています。 「ちかい」は、自分自身に対して誓うものであり、また、スカウトの「おきて」は毎日の生活のものさしとして自分の行動を律するものです。
4.野外活動
ボーイスカウトの教育における野外活動は、単なる戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。 つまり、大自然を教場としているのです。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身につけます。
なかでも大自然の神秘に触れ、人知のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、自然と信仰が芽生え育っていきます。
このような日常のスカウト活動を通じて育っていく信仰心が、年齢を重ねていくにつれ、より明確な形となり、神(仏)へのつとめを果たす社会人になっていくのです。
5.進歩制度(バッジシステム)
人には、それぞれ生まれもった才能もあれば、成長するにつれて興味をもつようになった趣味などもあります。 一人ひとりが、個性豊かな可能性を秘めています。子どもたちの成長にあわせ、個性を伸ばしながら、社会人として必要な資質を一つずつ身につけさせるもの。 それが進歩制度の考え方です。
進歩制度には、必ず身につけるべき共通のもの(修得課目)と、各人の趣味や得意な技能を伸ばすもの(選択課目)があり、 修得課目は色々な活動を通じて修得に努力し、規定の課目を完修すると進級章が与えられます。
4.最後に
自分からボランティアに携わることで、社会に貢献することができます。また、私たちの身近な寄付やボランティアに参加することで、1人でも多くの方が助かるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!次回の投稿もお楽しみに!!
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