MICHAEL KORSの飢餓撲滅活動「ウォッチ・ハンガー・ストップ」
JAVOメディアライターの宮田です。今回はアメリカを代表するファッションブランド、マイケル・コースによるSDGsの取り組みについてお話しします。地球環境に影響を与える問題に対し、ファッション界がどのように取り組んでいるのか、マイケル・コースの視点からお伝えします。
マイケル・コース、世界飢餓撲滅活動「ウォッチ・ハンガー・ストップ」の10周年を祝福 | Vogue Japan
目次
1. ウォッチ・ハンガー・ストップの10周年
2023年10月、国連世界食糧計画(WFP)を支援するマイケル・コースの取り組み「ウォッチ・ハンガー・ストップ」が10周年を迎えました。これまでに、食糧を必要とする世界の子どもたちに3,000万食の給食を提供しました。
2. 本キャンペーンの内容
今回のキャンペーンでは、チャリティプロダクト「ウォッチ・ハンガー・ストップ2023」のスペシャルエディションが登場しました。特別仕様のウォッチにはハート型の地球儀モチーフが施されています。また、オーガニックコットン製のTシャツやキャンバスのトートバッグも販売され、いずれもスイスのクリエイティブ・エージェンシー、サン・ブルーとのコラボレーションによるものです。
3. ウォッチ・ハンガー・ストップとは
「ウォッチ・ハンガー・ストップ」は、2013年に設立され、飢餓ゼロの世界を実現するための募金と啓発活動を行っています。マイケル・コースはWFPの親善大使として、学校給食プログラムの支援に尽力しており、2016年にはマクガバン・ドール・リーダーシップ賞を受賞しました。
4. スペシャルエディションの売上
今回のスペシャルエディションの売上は全てWFPに寄付され、ウォッチ1点の売上につき200食、Tシャツ1枚につき100食、トートバッグ1点につき216食の学校給食が子どもたちに届けられます。これまでの10年間で、マイケル・コースは3,000万食の給食を提供してきました。
5. デザインの背景
クリエイティブ・エージェンシーのサン・ブルーのタトゥーアーティスト兼クリエイティブ・ディレクターであるマキシム・プレシア-ビューチは、ハート型の地球儀をモチーフにした近未来的なグラフィックを制作しました。「デザイン創出の過程は共同作業で、何週間もかけて意見交換を繰り返しました」と彼は述べています。
6. 有名人からのメッセージ
ケイト・ハドソン:「飢餓人口の大部分は女性と子供です。学校給食プログラムが担う役割のひとつは、若い女性が教育を受けられるようにすることです。」 ハル・ベリー:「一食一食を提供し続けることで、飢餓に苦しむ家族や子供たちの人生を変えることができます。」
7. 追加の取り組み
10月の一ヵ月間、マイケル・コースの一部店舗では現金での寄付も受け付けています。また、WatchHungerStop.comから直接WFPに寄付することも可能です。さらに、マイケル・コース公式インスタグラム(@michaelkors)では「Share Your Heart」のフィルターを使用して投稿された写真や動画1件につき、給食50食分に相当する金額をWFPに寄付します。
8.おわりに
私自身、高校生の時からSDGsの目標1である飢餓を無くすことに興味がありました。このような取り組みがあることを知り、今後もチャリティ活動を行っていきたいと思います。ご精読ありがとうございました。
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