1. HOME
  2. ブログ
  3. JAVOサポーター
  4. コンタクトケース回収BOXを設置!高校生が企画・運営に挑戦

JAVOメディア

~今と、明日とミライへ。~

JAVOサポーター

コンタクトケース回収BOXを設置!高校生が企画・運営に挑戦

こんにちは、JAVOの能美です! 突然ですが皆さんは、学校や職場、街中などでコンタクトケースの回収BOXを見たことはありますか? 私は現在高校3年生なのですが、先日ついに私の通う学校にも回収BOXを設置することができ ました。今回はその経験を活かして、

・コンタクトケース回収BOXってなに?
・やろうと思ったきっかけ
・学校にBOXを設置するまでの流れ ・実際に運営してみて

の四点を軸に紹介していこうと思います。 それではどうぞ!

コンタクトケース回収BOXってなに?

まずは件のコンタクトケース回収BOXについてご紹介します。
今回私が利用したのは、コンタクトのアイシティが行っている「アイシティECOプロジェクト」です。 (https://www.eyecity.jp/eco/) これがどんなプロジェクトなのか簡潔に説明すると、

使い捨てコンタクトの空きケースを集める(ポリプロピレン製)

工場で再資源化

様々なリサイクル製品へ加工

というものです。 一見よくあるリサイクルプロジェクトにも思えますが、ちょっと待った!!

実はこちらのアイシティECOプロジェクトでは、工場での加工の際に障害を持つ方々の力を借りているんです。 更にそれだけでなく、リサイクルで得た収益の全額は日本アイバンク協会へ寄付され、角膜移植 が必要な人々の助けにもなっちゃうんです。
つまりこのシステムによって、リサイクルによるCO2削減と環境保全、そして障害を持つ方の自 立・就労支援と、目の病気に悩む方の支援までできてしまう。
一石二鳥どころか三鳥のプロジェクトなんですね。

やろうと思ったきっかけ

続いて、どうして私がこのプロジェクトに参加しようと思ったのかをご説明します。

きっかけはある日アイシティにコンタクトを買いに行った時、店の端の方にコンタクトケースの回収BOXを見つけたことでした。おそらくはあの時の私と同じように、こんなプロジェクトがあるのを知らなかったという方も多いのではないでしょうか。私の通う高校はコンタクトの着用やメイクをすることが許可されていたので、BOXを設置すればかなりの量のケースが集まるのでは、と考え参加に踏み切りました。
この記事を読んでいる皆さんも、身の回りで使い捨てコンタクトを使用している人がいるなら、ぜひ申し込んでみてください。 また、こちらのプロジェクトは団体だけでなく、個人が集めたケースを店頭のBOXに持ち込むこと でも参加できます。 明日から使い捨てコンタクトケースを捨てずに取っておいてみてはいかがでしょう?

学校にBOXを設置するまでの流れ

学校にBOXを設置したいと思っていても、どうすればいいか分からない方が多いかと思います。

一つの例として、私の場合はまず校長先生にこのプロジェクトを説明し、参加したいという旨を伝 えてみました。 既に参加している学校や企業の先例が多かったので、そこでの実施体制を参考に資料を作りプ レゼンテーションを行ったところ、二つ返事でOKが貰えました!
その後の流れとしては、学校を通して応募フォームからアイシティに連絡をとってもらい、必要な BOXの数や告知チラシの枚数を申請し、その後届いたBOXを設置しました。 大学や企業などの敷地が広い場所ではいくつかのBOXを申請し、人目につきやすい各所に設置 するのがいいかもしれません。
アイシティの担当の方や先生達の協力のおかげで、プレゼンから設置までの期間はなんと1週間程度!とても早いですね。
これに関しては、もし興味を持ったなら考えるより行動するのが吉です。

実際に運営してみて

ここでは実際にBOXの設置を行い、ケースを集めてみてどうだったかをお伝えしようと思います。

実はこちらの企画、設置してハイ終わりではないんです!! 運営していく上で重要なのがBOXの中身の管理と諸注意の告知でした。内容としては、

・BOXの中にコンタクトケース以外の物が入れられていないかのチェック
・BOXの清掃
・入れられているケースにアルミシールや内容物が着いたままになっていないか精査
・集めたケースを近くのアイシティに運ぶ

です。

え、集めるだけでいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、今回は設置したBOXの管理 や中身の運搬も学生で行いました。回収BOXと言っても、最近はベルマークやペットボトルキャップなどの回収箱も多いので、最初は 間違える生徒が多かったです。こまめにBOXの中を確認したり、汚れていないかも見に行く必要 がありました。
また、アイシティECOプロジェクトではコンタクトケースにフタのアルミシールがついていたり、過 度な汚れや内容物が残っていると再資源化に適さないので省く必要があります。 それに加えて回収したケースは業者が持っていくのではなく、学校から一番近いアイシティに運 ばないとならないので、そこも注意が必要でした。

これだけ見るとすごく大変そうでやる気がなくなってしまうかもしれません。 しかしそこは周りの先生や友人の手を借りて行えば特に苦ではなく、大きなトラブルもなく運営で きています! 実際に設置を考えている方は参考にしてみてください。

まとめ

今回の記事ではコンタクトケースの回収BOXについてご紹介しました。 学生でも参加しやすく、社会貢献にもなり、近年重要視されているSDGsにも関わる素晴らしいプロジェクトでしたね。 皆さんも身の回りにあるちょっとだけECOな行動を意識して生活してみてはどうでしょうか。 最後までご覧頂きありがとうございました!

高校生・大学生・社会人のボランティア証明書発行はコチラをクリック
ボランティアに関する記事の寄稿を募集しています!(問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください)
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事