あの商品で世界中の子どもたちの未来を守ろう!

こんにちは!JAVOメディアライターの松本です。今回は、「レッドカップキャンペーン」について皆さんに紹介していきたいと思います。
レッドカップキャンペーンとは、国連WFP協会が途上国の学校給食支援に取り組むためのキャンペーンです。賛同する企業が販売する、赤いカップのマークがついた商品を、消費者である私たちが購入することで、売り上げの一部が学校給食のために寄付されます。現在、多くの企業がこのキャンペーンに賛同し、スーパーやコンビニなどでも、赤いカップのマークがついた商品を見かけるようになりました。皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。知らなかったという皆さんもすでにその商品を購入しているかもしれません。
レッドカップキャンペーンとSDGs
まず、このキャンペ-ンについて詳しく見ていこうと思います。このキャンペーンは、ただ単に途上国の学校給食支援だけにフォーカスしたキャンペーンではありません。学校給食支援は、SDGsの貢献にも繋がっています。
1、貧困をなくそう
学校給食支援により、子どもたちの食事を援助することで、家計を助けることができます。世界には慢性的な栄養失調に苦しむ子どもたちが5人に1人もいます。学校給食を届けることは、貧困の子どもたちと家庭をサポートします。
2、飢餓をゼロに
世界には、5人に1人の子どもたちが慢性的な栄養不良に苦しんでいます。栄養不良の子どもは身体的にも知的にも発達が遅れがちになってしまう恐れもあります。学校給食を支援することで、子どもたちはお腹を満たすと同時に栄養もしっかりと摂ることができます。
4、質の高い教育をみんなに
学校給食は、お腹を満たし栄養をとるだけではなく、子どもたちが学校に通い続ける動機にもなります。そして現在、世界には小学校に通えない子どもたちが約6700万人もいます。貧しい家庭では、子どもたちが生計を支えるために学校に通わず働いたり、弟や妹の面倒を見たりしなければならないという状況です。学校給食支援によって、そういった貧しい家庭の家計を助け、子どもたちに十分な教育を受けさせることができます。
5、ジェンダー平等を実現しよう
世界には、女の子には教育を受けさせず、若くして結婚させる習慣が強い地域もあります。学校給食支援によって、家計を助け、暮らしを守ることで、途上国ではまだ低い女子の就学率を高めることにも繋がります。女子就学率の促進を行うことで、将来、社会や国の発展に大きく寄与する女性も現れるかもしれません。
6、働きがいも経済成長も
学校給食を子どもたちに支援することで、飢餓が減り、質の高い教育を受けることができます。よって、子どもたちは自分の夢を叶えるチャンスを得ます。自分の夢を持った子どもたちは、やがて社会や国の発展する力になるでしょう。
このようにレッドカップキャンペーンによって、多くのSDGsの目標達成へ貢献します。
レッドカップキャンペーンに取り組む企業
引用元(https://www.jawfp.org/redcup/5th/)
では、実際にレッドカップキャンペーンに取り組む企業を見ていきます。たくさんの企業の中から、今回はおそらく皆さんがよく目にする、耳にする企業から5つだけ紹介していこうと思います。
①株式会社おやつカンパニー
皆さんもよく知っているであろう、「ベビースターラーメン」
この商品にも赤いカップのマークがついています。
ベビースターラーメン”子どもたちのおやつの一番星に”という願いのもと、このレッドカップキャンペーンに賛同しています。こちらの企業は、レッドカップキャンペーン以外にも様々なSDGsへ貢献する活動を行っています。
https://www.oyatsu.co.jp/company/csr/
②株式会社湖池屋
こちらの企業は2014年3月から、このキャンペーンに賛同しています。私たちが「ポテトチップスのり塩味5個パック」を購入することで売上の一部がレッドカップキャンペーンを通じて、国連WFPへ寄付されます。
https://koike-ya.com/sdgs/index.html
③TOHOシネマズ株式会社
皆さんもよく利用するのでは?TOHOシネマズの劇場の飲食売店にて販売されているポップコーンの売上の一部もレッドカップキャンペーンを通じて国連WFPに寄付されています。TOHOシネマズのレッドカップキャンペーン実施期間は2025年2月28日までとなっています。映画館で映画を楽しむついでにレッドカップキャンペーンへ貢献してみるのもいいのでは?
https://www.tohotheater.jp/redcup/
④日清食品株式会社
こちらの企業は、3つの商品をレッドカップキャンペーンの対象としています。
1、日清チキンラーメン 1食0.2円
2、日清チキンラーメンどんぶり 1食0.34円
3、0秒チキンラーメン 1食0.2円
上の3つがレッドカップキャンペーン対象商品です。皆さんがこの商品を購入することで多くの子どもたちへ学校給食が届けられます。
https://www.nissin.com/jp/sustainability/social/contribution/#next-generation-support
⑤日本生活協同組合連合会
全国の生協で採択されている「コープSDGs行動宣言」の7つの取り組みの中に「世界から飢餓や貧困をなくし、子どもたちを支援する活動を推進します。」が位置付けられています。
対象商品として、全13アイテムあります。その中から3つ紹介したいと思います。
1、CO・OPコープヌードル
2、CO・OP粒入りコーンスープ・カップ
3、CO・OPちょっとがうれしいミニヌードル
これらの商品は毎年10月1日から11月10日まで、全国の生協店頭や宅配で販売されています。商品を1点購入するごとに1円がレッドカップキャンペーンを通じて、ミャンマー連邦共和国の学校へ学校給食支援に活用されています。
https://goods.jccu.coop/ethical/redcup/
皆さん、知っている商品はありましたか?
このように、今紹介した4つの企業以外にもレッドカップキャンペーンに賛同している企業がたくさんあります。今回は食糧品にフォーカスし、一部商品だけを紹介しましたが、食品の他、日用品雑貨、ファッション、体験の分野でもレッドカップキャンペーンの対象になっているものもあります。赤いカップのマークがついた商品は、近くのスーパーや商業施設などで購入することができるので、ぜひ探してみてください!近くに置いていなかったという方も、ECサイトでも購入できます。
最後に
赤いカップのマークがついた商品を買った先には、貧困で困っている子どもたちの笑顔があります。世界中の子どもたちが健全に成長し、自分の夢を実現するために教育を受けることができるようこのキャンペーンの対象商品を買ってみませんか?子どもたちの笑顔が未来に輝くよう、私は、このキャンペーンを多くの人に知ってほしいと思っています。
以上、国連WFP「レッドカップキャンペーン」の紹介でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
国連WFP レッドカップキャンペーン
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