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ボランティア体験

ボランティア体験:公立学校でのボランティア

私は、教育系の学部で勉強している大学4年生です。春から教員になり、働き始めます。今回は、大学1、2年次に近隣の公立学校で行ったボランティアについてお話します。1年次に小学校、2年次に高等学校で行ったボランティアですが、貴重な経験だったので、ぜひ共有したく、書かせて頂きました。よろしくお願い致します。

ボランティア活動を始めたきっかけ

そのボランティアに出会ったきっかけは、同じ大学の先輩からの紹介でした。始めようと思ったきっかけは、実際の学校現場での取り組みや課題について、身をもって体験したかったからです。教員は、採用が決まると、すぐに現場でいろいろな経験を積めるというわけではありません(ほとんどの自治体では11月には合格発表が終わり、採用かどうか決まります)。教育実習などを経て身につけたことや反省点から、自分なりに本やインターネットなどを活用して4月に向けて半年ほど準備を重ねるのです。そうして、4月になってやっと現場につき、先輩教員から沢山のことを学ぶことができます。こういった現状を知り、実際の教育現場を見なければ、自分がすべきことが分からないと感じ、1年次からボランティアを始めました。

ボランティアの事業内容

ボランティアでは、主に「TT」として参加させて頂きました。「TT」とは、「ティーム・ティーチング」のことで、2人以上の教員がチームを組み、児童生徒の教育に責任を持って当たる協力型の授業組織のことです。配属されるクラスは、支援が必要な児童生徒がいるクラスが多かった印象です。授業に集中できない児童には、板書を書くタイミングで毎回声をかけたり、勉強が苦手な生徒には、進んで声を掛け、問題を解くためのヒントを伝えたりしていました。また、朝はあいさつ運動や生き物委員会のウサギ小屋の掃除、お昼休みには持久走の練習、放課後は鉄棒の練習に参加するなど、とても楽しく学ぶことが出来ました。

活動の素晴らしさ

学校や先生ごとに取り組み方や児童生徒との接し方は異なっていましたが、教員になった際のレパートリーが増え、とても良い経験になりました。活動のルールとして、児童生徒との適切な距離感を守ることや学校ならではのルールのことなど、教員になった際に当たり前に必要とされることを1年次から身につけることができ、行うべきボランティアであったと感じています。このようなことは教育実習でも経験する事が出来ますが、1年次から身につけることや意識することが大切だと感じました。1年次にこういった経験をすることで、その後の大学生活で自分がすべきことが明らかになり、採用された後に教員としてすぐに働くための力になると考えます。また、児童生徒と直接触れ合うことができるので、成長を感じることもでき、とても楽しくそして嬉しくなります。教員は「やりがいのある職業」という言葉がぴったりだと思えるはずです。

ボランティア活動の仲間

メンバーは、配属される学校やそのとき同時に申し込むボランティアの方にもよりますが、明るく前向きで、教員になりたいという気持ちが強い方が多い印象でした。

高校生・大学生に向けて一言

少しでも気になった方、実力をつけて教員になりたいという方は、ぜひボランティアしてみてください。経験を積むこともでき、とても楽しく、やりがいのあるボランティアです。

最後に

こういったボランティアを経験することで、教員になった際の引き出しの豊富さという点でとても強みになると考えます。児童生徒との接し方や授業での工夫など、参考書や大学の授業では学びきれないことが山ほどあります。このボランティアを行うことで、実体験の大切さも感じました。とても素晴らしいボランティアだったので、ぜひ皆さんも行ってみてください。読んでくださり、ありがとうございました。

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