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リサイクルって何?!リサイクルにはどんなものがある?

こんにちは!池尻です!今回はリサイクルについて書いてみようと思います。私の住んでいる地域ではリサイクルボックスをよく目にします。また、リサイクルは個人的にすることができる身近なものです。リサイクルにはどのようなものがあるのか見ていきたいと思います。

 

1.リサイクルって何?リユースって何?

リサイクルとは捨てられるものを原材料やエネルギー源として活用することです。よく間違えて認識してしまうのがリユースです。リユースはリサイクルとは異なり、一度使用したものを再利用することを指します。

リサイクルの例として、牛乳パックやダンボールをトイレットペーパーや新聞紙の材料としています。また、私がよく目にするものはお菓子の箱に”この箱はリサイクルされたものからできています”という感じに書かれています。

リユースの例として、一度着用した服をフリーマーケットに出品することもリユースの一つとなります。

木と風車の画像

 

2.リサイクルの種類

リサイクルには種類があります。そこで3種類紹介したいと思います。

1マテリアルリサイクル

2ケミカルリサイクル

3サーマルリサイクル

 

1マテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルとは、リサイクル物として回収したものをそのまま原材料として使うことです。エネルギー消費やCO2の排出量が少なく、資源の効率的な再利用が可能です。

この例としては、廃棄されたプラスチックを溶かして、溶かしたプラスチックから新しいプラスチックを作るというものがあります。マテリアルリサイクルはリサイクルの中で使用するエネルギーが最も低いことがメリットとなっています。2022年には約22%にあたる180万トンの廃プラスチックが、マテリアルリサイクルによって処理されました。

 

2ケミカルリサイクル

ケミカルリサイクルは、化学反応を利用して原料を作るものです。この例として、廃棄されたプラスチックを溶かして水素、二酸化炭素などを作り出し、そのガスを原料としてアンモニアや炭酸ガスのような新しい製品を作ることができます。この方法は、焼却の際に大量の二酸化炭素や有害な物質が排出されるというデメリットがあります。2022年には、廃プラスチックの約3%にあたる28万トンがケミカルリサイクルによって処理されました。

 

3サーマルリサイクル

サーマルリサイクルとは廃棄物を焼却して、焼却することで発生する熱エネルギーを回収して発電などに利用することです。この例としては、リサイクルが難しい汚れたプラスチック容器や空き箱などを燃焼させ、焼却したエネルギーを温水プールや発電などに有効活用しています。

 

この方法は、燃焼する際に大量の二酸化炭素や有害な物質が排出されるというデメリットがあります。2022年には廃プラスチックの63%(510万トン)がサーマルリサイクルによって処理されました。

 

3.リサイクルの取り組み

日本ではゴミの分別が地域によって細かく指定されています。指定されているのならばリサイクル率は高いのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし現状は19.9%です。ここで日本で行われている面白い取り組みを紹介していたいと思います。

企業や自治体では様々なリサイクルに取り組んでいます。今回は大阪・関西万博について紹介します!

大阪・関西万博

大阪・関西万博が最近開幕されました!万博でも環境への取り組みを行っています。

それが”EXPOグリーンチャレンジ”です。EXPOグリーンチャレンジというのは様々な温室効果ガスの削減を目指した取り組みとなっています。この取り組みは個人の方も参加できるものとなっています。取り組み方は、家庭系廃食用油の回収やマイボトルの持参、衣類のリサイクルなどの環境への取り組みを行うことでポイントが貯まり、抽選で景品がもらえるというものです。家庭系廃食用油の回収をすることで、軽油の代わりとしてBDF(Bio Diesel Fuel)や航空機燃料の代わりとしてSAF(Sustainable Aviation Fuel)を作り出すことができます。つまり、家庭系廃食用油の回収をすることにより、軽油や航空燃料を作り出すことができます。また、政府は2030年までに航空燃料をSAFに置き換えることを目指しています。

 

4.まとめ

今回はリサイクルについて調べてみました。調べていく中で、リサイクルにも様々な種類があるということを知ることもできました。特にSAFについては学校でも勉強したことがあったので、万博にSAFが関わっていることが身近に感じました。私たちの少しの取り組みが環境へ還元されたり、違う形で再生されることは環境だけでなく私たちにも良いなと思いました。また、リサイクルをする上で環境にも影響を与えるというデメリットもあることもわかりました。私も街中で目にするリサイクルボックスを使いリサイクルに取り組んでいきたいと思いました。

 

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参考文献

https://www.trans.co.jp/column/sdgs/unique_recycle/https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp/column/recycle/01.html

https://www.mitsui.com/solution/contents/solutions/circular/material-recycling#:~:text=%E3%83%9E%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9,%E3%81%A7%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82https://lidea.today/articles/003616https://expo2025-greenchallenge.com/#about

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