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学生生活とボランティア活動を両立させるためのコツ

ごみ拾いをしている写真

こんにちは!JAVOメディアライターの長田です。大学生活は学問に集中する時期であり、多くの学びのチャンスが広がっています。しかし、学業に専念するだけではなく、ボランティア活動に参加することで、社会貢献や自己成長を実感できる貴重な経験を得ることができます。ボランティア活動は、実社会での経験や新たなスキルを身につけるために最適な方法です。ただし、学業やアルバイト、サークル活動など多忙な学生生活の中で、ボランティア活動をうまく組み込むのは簡単ではありません。今回は、学生が学業とボランティア活動を両立させるための実践的なコツを紹介します。

 

1. 時間管理を徹底しよう

ボランティア活動を学業と並行して行うためには、まずしっかりとした時間管理が必要です。学生は毎日、授業、課題、試験勉強、アルバイトなど、さまざまな活動に追われるため、計画的に時間を使うことが重要です。時間を効率的に使うことで、無理なくボランティア活動を継続できるようになります。

スケジュールの作成

ボランティア活動をうまく学業に組み込むためには、まず自分の1週間のスケジュールを作成しましょう。授業や試験のスケジュールを把握した上で、ボランティア活動の時間を確保します。特に期末試験やレポートの提出期限など、忙しい時期にはボランティア活動の時間を少し調整することも必要です。自分の生活全体を見渡して、どれだけの時間をどの活動に使うべきかを把握することが大切です。

さらに、デジタルツールやアプリを使ってスケジュールを管理すると便利です。GoogleカレンダーやTodoリストアプリを使えば、日々の予定を整理しやすくなります。これにより、ボランティア活動を「予定の一部」として組み込み、忘れずに参加することができます。

優先順位の設定

すべての活動を平等にこなすのは難しいため、優先順位を決めることが必要です。例えば、学業が最優先であることは言うまでもありませんが、急な課題提出や試験前には、ボランティア活動を少し控えめにすることも一つの方法です。逆に、学業が落ち着いている時期には積極的にボランティア活動に参加し、時間の余裕を活かして社会貢献を行いましょう。

また、学業の進行具合や課題の難易度に応じて、ボランティア活動の時間を調整することが大切です。事前にボランティア先と連絡を取り合い、自分の状況に合わせた活動時間を確保できるように工夫しましょう。こうした柔軟な対応が、学業とボランティアをうまく両立させるためのカギとなります。

 

2. 柔軟なボランティア活動を選ぼう

ボランティア活動にはさまざまな形式がありますが、学生が学業と両立しやすい活動を選ぶことがポイントです。柔軟に参加できる活動を選ぶことで、学業のスケジュールに合わせて無理なくボランティア活動を行うことができます。

オンラインボランティア

近年、オンラインで行えるボランティア活動が増えてきています。オンラインボランティアは、自宅から参加できるため、時間や場所に縛られず、学業との調整がしやすいという利点があります。例えば、オンラインでの募金活動の呼びかけや、SNSを通じた情報拡散、オンライン教育支援など、遠隔でできるボランティア活動は多岐にわたります。

オンラインボランティアの大きな魅力は、空いている時間に参加できる点です。例えば、授業の合間や夜間など、比較的自由な時間帯に活動ができるため、学業に支障をきたすことなく社会貢献ができます。これにより、忙しい学生でも時間を効率的に使いながら、ボランティア活動を続けやすくなります。

学業に関連するボランティア活動

また、自分の専攻や学業に関連したボランティア活動を選ぶことで、学びを深めながら社会貢献ができます。例えば、教育学を学んでいる学生であれば、地域の子どもたちへの学習支援や教育関連の活動に参加することで、実践的な経験を積むことができます。これにより、学業で学んだ知識を実際の現場で活かすことができ、両方の活動にとって有益な結果を生むことができます。

社会福祉学や心理学を学んでいる場合は、福祉施設でのボランティア活動やカウンセリング支援に参加することも可能です。このように、学業に関連するボランティア活動は、自分の専門分野での実践経験を積みながら社会貢献ができるので、学びと実践を両立させる理想的な方法となります。

 

3. 目標設定とモチベーション維持

ボランティア活動を続けるためには、明確な目標設定と、モチベーションの維持が重要です。特に、忙しい学生生活の中で活動を続けるためには、自分の目標をしっかりと認識しておくことが必要です。

目標を設定する

ボランティア活動を始める際には、「なぜ参加するのか?」という目的を明確にすることが大切です。例えば、「社会貢献したい」「新しいスキルを身につけたい」「将来の就職活動に役立つ経験を積みたい」など、具体的な目標を設定することで、活動に対する意欲が湧きます。

さらに、目標を設定する際には、達成可能な小さな目標を設定することも有効です。例えば、「月に1回はボランティア活動に参加する」「1つのプロジェクトを成功させる」など、細かな目標を設定し、それを達成することで達成感を得ることができます。小さな成功体験がモチベーションを維持し、活動を続ける力になります。

自己評価と振り返り

定期的に自分の活動を振り返ることも、モチベーション維持には効果的です。ボランティア活動を通じて学んだことや達成したことを自己評価し、その成果を実感することで、次回の活動への意欲が高まります。また、自己評価を行うことで、次回の活動で改善すべき点も見えてきます。自己評価と振り返りのプロセスを取り入れることで、活動がより充実したものになります。

 

4. 仲間との協力を活用する

ボランティア活動は一人で行うものではなく、仲間と協力し合いながら進めることが多いです。仲間との協力は、活動を効率的に進めるためにも、また自分のモチベーションを維持するためにも重要です。

仲間と協力する

ボランティア活動を通じて出会った仲間と情報を共有し、協力することで、活動の質を向上させることができます。例えば、大規模なイベントのボランティア活動では、役割分担をしてお互いにサポートし合うことが求められます。これにより、一人一人の負担が減り、活動がスムーズに進みます。また、仲間との協力を通じて、新たなアイディアや視点を得ることもでき、活動がより意義深いものになります。

 

5. 健康管理を忘れずに

学業やボランティア活動に追われる中で、健康を管理することは最も重要です。無理をしすぎると、心身に疲れがたまり、活動の質も低下します。健康を保つことが、持続的にボランティア活動を行うための基盤となります。

適度な休息を取る

忙しいとつい休息をおろそかにしがちですが、休息を取らずに活動し続けると、ストレスや疲労が溜まり、最終的には体調不良や学業への影響が出ることもあります。定期的に休養を取ることが、長期的にボランティア活動を続けるために欠かせません。健康であることが、他の活動に対するエネルギーや集中力を支える要素となります。

食事と睡眠の重要性

健康的な食生活と十分な睡眠も、ボランティア活動を含む忙しい学生生活において非常に大切です。栄養バランスの取れた食事を摂ることで、日々のエネルギーが補充され、学業やボランティア活動に集中しやすくなります。さらに、睡眠不足は集中力を低下させ、イライラや疲れを引き起こす原因にもなるため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

運動でリフレッシュ

また、軽い運動を取り入れることもおすすめです。ウォーキングやストレッチなど、日々の生活に適度な運動を加えることで、体調が整い、精神的にもリフレッシュすることができます。運動によってストレスが軽減され、心身ともに健康を保ちつつボランティア活動を続けることができます。

 

6. 自己成長を実感する

ボランティア活動を通じて得られる最大のメリットの一つは、自己成長です。社会貢献をしながら自分を高めることができる点が、学生にとって大きな魅力と言えるでしょう。ボランティア活動は、日々の学びと並行して自己の成長を実感できる貴重な機会です。

新たなスキルを身につける

ボランティア活動では、他者とのコミュニケーション能力や、協調性、リーダーシップなど、学業ではなかなか学べないスキルを身につけることができます。例えば、イベントの運営やチームでのプロジェクト進行に携わることで、計画力や問題解決能力が鍛えられます。また、ボランティア活動を通じて得られる経験は、就職活動にも役立つものです。企業や団体が重視する「コミュニケーション力」や「リーダーシップ」を実践的に磨けることから、履歴書にも書ける強みとなります。

自分の影響力を感じる

ボランティア活動を通じて、実際に社会に対する影響力を実感することができます。例えば、地域の清掃活動に参加したり、災害支援活動に携わったりする中で、少しずつではありますが、自分が他者や社会に貢献しているという実感を得られる瞬間があります。こうした経験は、自信を持つきっかけとなり、さらに多くの活動に参加したくなるモチベーションを生み出します。

社会課題に対する意識の向上

ボランティア活動を通じて社会課題に触れることで、自分の生活や周囲の環境に対する意識が高まります。例えば、環境保護や貧困問題、教育格差など、様々な社会問題に対して自分ができることを考え、行動するようになります。このような活動を通じて、自分が社会の一員としてできることに気づき、より社会貢献をしたいという気持ちが強くなるのです。

 

7. ボランティアのネットワークを広げる

ボランティア活動を通じて得られるネットワークは、将来に向けても非常に大きな財産となります。活動を通じて新たな仲間と出会い、さまざまな背景を持った人々と交流することで、視野が広がります。

人脈の形成

ボランティア活動には、異なる分野やバックグラウンドを持った人々が集まります。そこでの交流を通じて、人脈が広がり、今後の人生やキャリアにおいて大きな影響を与えることがあります。例えば、同じように社会貢献に関心を持つ人々と知り合い、その後の活動において協力することもできるでしょう。また、ボランティア活動で得た人脈は、将来の就職活動にも役立つ場合があります。企業や団体のボランティア活動に参加している企業人と知り合うことで、就職のチャンスを得ることができることもあります。

異文化交流の機会

特に国際的なボランティア活動に参加する場合、異文化を理解し、交流する貴重な経験ができます。国際的なネットワークを広げることは、将来的にグローバルな仕事に携わりたいと考えている学生にとって、大きなメリットとなるでしょう。異文化の理解や、他国の人々と協力する経験は、今後のキャリアにおいて大いに役立ちます。

みんなで握手をしている写真

 

まとめ

大学生活とボランティア活動を両立させることは決して簡単ではありませんが、上手に時間を管理し、無理なく活動に取り組むことができれば、学生生活をより充実させることができます。ボランティア活動を通じて得られる自己成長や新たなスキル、仲間とのネットワークは、将来の人生やキャリアにおいても大きな資産となります。また、ボランティア活動は、学業だけでは得られない貴重な経験を提供してくれるものです。

最も大切なのは、無理をせず自分のペースで活動を続けることです。目標を明確にし、優先順位をしっかりとつけ、時間管理を徹底することで、ボランティア活動を有意義に続けることができるでしょう。健康に気を使いながら、学びと社会貢献の両立を目指して、ぜひ積極的にボランティア活動に取り組んでみてください。

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