高校生こそボランティアをやるべき理由 3選!

こんにちは!JAVOメディアライターの後藤です!今回が初めてのライター活動で緊張していますが頑張っていきます!高校生の皆さん、ボランティア活動に参加したことはありますか?今回は、私が考える高校生だからこそボランティアを行うべき三つの理由をご紹介します。
1.はじめに
余談ですが、これを読んでいる皆さんはボランティアがどう言ったものか分かりますか?そもそもボランティアというのは、厚生労働省社会・援護局地域福祉課によると一般的に「自分から進んで、人や社会の役に立とうとして行う活動」のことです。この活動は、自分の意思で参加する自主性、他人や社会と関わることの社会性、お金が目的でない無償性という3つの特徴を持っています。
たとえば、地域のごみ拾い、高齢者施設での話し相手、子ども向けイベントのお手伝いなどがあります。
これらは報酬がなくても、「誰かのためになった」という喜びや学びが得られるのが魅力です。
ただし、「有償ボランティア」という形もあり、交通費や実費の支給があったり、活動内容によっては謝礼が支払われる場合もあります。たとえば、医療支援のボランティアやスポーツイベントのスタッフなど、責任が重い活動では金銭の支援があることもあります。
2.高校生だからこそボランティアを行うべき理由一つ目
高校生だからこそボランティアを行うべき一つ目の理由は、他者から感謝される経験を通して自己肯定感が高まることによって積極的に社会貢献をしようと思えるようになるというものです。この他者から感謝されることによって自己肯定感が上がるというのは繋がっていることはおおよそ分かると思いますが、積極的に社会貢献をしようと思えるようになるというのは、正直繋がらないと思っている方もいるのではないでしょうか。この2つがなぜ繋がるかは自己肯定感が高まることのメリットを分析すると見えてくると思います。
自己肯定感が高まることで得られるメリットは、精神的な安定や余裕、他者の受容、積極的なチャレンジ精神、仕事での活躍、ストレス耐性の向上、幸福感の獲得の約6つのメリットがあります。
1つ目の精神的な安定や余裕というのは外部の刺激や予期せぬ出来事があっても、過度に動揺したり、不安になったりすることが少ない状態や心や時間にゆとりがあり、焦りや切迫感がない状態を指します。精神的安定感や余裕があると何かトラブルが起きたとしても落ち着いて次に何をすればいのかを考えることができるため物事の回復がより早くなると私自身は日々の生活で感じています。また、心に余裕があると他者へ目を向けられるようになります。これは私自体の体験談ですが、私自身が期限の迫っている課題が終わっていない状態で友達の課題を快く手伝ってあげることができなかったことから心の余裕とは他者へ優しさを向けられるかは繋がっていると思います。
2つ目の他者の受容というのは相手の考え、感情、個性、価値観などを、自分のものとは違うものとして理解し、尊重し、受け入れることを意味します。この力があると人間関係が円滑になり、コミュニケーションがより深まります。相手は安心して自分を表現できるようになり、信頼関係が築きやすくなります。また、自分自身の視野も広がりやすくなり、多様な価値観を学ぶ機会をより多く会得することができます。
3つ目の積極的なチャレンジ精神というのは、新しいことや困難なことに対して、臆することなく、自ら進んで挑戦しようとする意欲や姿勢を意味しています。これは、自分自身を肯定的に捉えることで、失敗への恐れが減り、新しいことへの興味や関心が湧き上がり、主体的に挑戦しようという気持ちが生まれるといいう何かしらを行う上で一番初めに必ずくるものなので一番大切なものだと思います。
4つ目仕事での活躍というのは、自分自身に自信を持つことで、積極的に仕事に取り組んだり、困難な課題にも臆せず挑戦したりできるようになり、結果として仕事で良い成果を出しやすくなるということを意味しています。成果を上げることによってより他者から認められそれによって自己肯定感が上がるという好循環ができます。
5つ目のストレス耐性の向上は、自分自身を肯定的に捉えることで、困難な状況に直面しても必要以上に悲観的になったり、自分を責めたりすることが減り、ストレスを感じにくくなる、あるいは感じてもうまく対処できるようになる、ということを意味しています。
6つ目の幸福感の獲得というのは1〜5個目の結論のようなものですが、何かしらで自分を認めてあげることのできる成功体験を得ると人は自分に対して寛容になったり仕事ができたりストレスに強くなることができます。これらは私たち自身が日常の中で感じる幸福度の初期値が高くなるということを表しています。
以上のことから自己肯定感が上がるとより様々な物事にチャレンジしようと思えたり、他者に対してもっと知りたいなどの興味関心や何かやれることはあるか、何かしてあげたいと思うことによって、社会貢献への意欲も高まると言えるでしょう。この社会貢献というのは幅広い世代と繋がることができるため、知識やスキルの習得、新しい興味関心の発見や就職や、下世話な話になってしまいますが大学入試でのアピールポイントにもなり得ます。
3.高校生だからこそボランティアを行うべき理由二つ目
高校生だからこそボランティアを行うべき二つ目の理由は、幅広い年代、職種の人との関わり方を学べるということです。幅広い年代や職種の人と関わることで、コミュニケーション能力の向上、多様な考え方の理解、信頼関係の構築、新たな仕事や機会の獲得することができます。また、様々な背景を持つ人々と交流することで、自身の新たな興味や関心を発見する可能性も広がります。
たとえば、学校生活では基本的に同世代の友人や先生との関わりが中心になりますが、ボランティア活動の現場では、年配の方から小さな子どもまで、さらには医療、介護、福祉、教育、地域活動など、さまざまな分野で働く大人たちと関わることができます。そのような出会いを通じて、普段の学校生活では得られない刺激や視野の広がりを感じることができるのです。
特に高校生という成長段階にある時期に、異なる価値観やライフスタイルを持つ人々と接することは、自分の考え方や行動の幅を広げる大きなチャンスとなります。ある人は人生経験を語ってくれるかもしれませんし、ある人は自分の職業について詳しく教えてくれるかもしれません。その中で、自分が将来どのような道に進みたいのか、何に興味があるのかを再確認したり、新たに発見したりすることができるのです。
また、こうした多様な人々と信頼関係を築くためには、自分から積極的に話しかけたり、相手の話に耳を傾けたりする姿勢が求められます。このような経験は、単なる会話力だけでなく、「相手の立場に立って考える力」や「状況を読み取って行動する力」といった、より実践的なコミュニケーションスキルを自然と身につけることにつながります。これらの力は将来、社会に出たときにも非常に役立つものです。
さらに、ボランティアを通して築いた人脈が、将来のインターンシップやアルバイト、進学、就職など、人生の重要な場面で新たなチャンスをもたらしてくれることもあります。単なる活動の一環にとどまらず、自分の人生を豊かにするきっかけとなる可能性を秘めているのです。
このように、高校生のうちにボランティアに参加することは、社会的なスキルや考え方を学ぶだけでなく、自分自身の内面を成長させる貴重な機会となります。そして、そうした経験を積み重ねていくことが、今後の人生において大きな財産となっていくのです。
4.高校生だからこそボランティアを行うべき理由三つ目
高校生だからこそボランティアを行うべき三つ目の理由は、普段とは異なる多様な経験ができることです。ボランティア活動は、被災者支援、環境保全活動、地域での見守り活動、防災・防犯活動、福祉施設での交流、文化活動のサポート、スポーツイベントの運営補助、募金活動、物品収集など多岐にわたります。これらの経験を通じて、価値観や視野が広がり、柔軟性、問題解決能力、チームワークといった能力が向上します。また、様々なスキルを身につけ、チャレンジ精神が旺盛になり、予測能力や冷静な問題解決能力、組織全体の業務理解、マネジメント力の向上にも繋がります。そして何より、自分自身も知らなかった興味や関心を見つけることができると思います。
たとえば、災害ボランティアに参加した場合、現場で必要とされる判断力や行動力が求められると同時に、人のために何かをすることの尊さを体感することができます。自分の行動が誰かの役に立っているという実感は、自己肯定感を高めてくれるだけでなく、社会に貢献する意識を育てることにも繋がります。また、環境保全活動では、自然と向き合いながらその大切さを学び、自分の日々の生活や行動を見直すきっかけにもなります。
文化活動やスポーツイベントの補助では、多くの人が関わる大規模な運営に携わることができ、その中でスケジュール管理や人の動かし方、役割分担の大切さなど、将来社会で必要とされるスキルを実践的に学ぶことができます。こうした経験を通じて、「自分にはこんなことができるんだ」と気づき、自信を持つきっかけになることもあります。
さらに、ボランティア活動では予期せぬトラブルやハプニングも少なくありません。そのような場面で、冷静に判断し、仲間と協力して問題を解決する経験は、教科書では学べない大切な力となります。このような実践的な経験の積み重ねが、柔軟な思考力や強い精神力を育ててくれます。
高校生活は、時間に余裕があるからこそ、こうした様々な経験に積極的に取り組む絶好のタイミングです。日常生活では触れることのない現場に飛び込むことで、自分の世界がどれだけ狭かったかに気づくこともあります。そして、そうした気づきは、これからの人生において新しい価値観や進路選択のヒントとなるかもしれません。
このように、ボランティアを通じて得られる多様な経験は、高校生の心と視野を大きく成長させてくれるものです。そしてその経験は、将来にわたって長く活きる財産になるのです。
5.結論
結論として、他者からの感謝による自己肯定感の向上、多様な人々との交流による学び、そして普段とは違う経験を通して得られる成長は、高校生の皆さんにとってかけがえのない財産となります。
自己肯定感が高まることで良好な人間関係を築き、積極的に社会に関わる意欲が湧き、それがまた新たな学びや成長に繋がるという好循環を生み出すことができます。幅広い年代や職種の人との関わりは、コミュニケーション能力を高め、新たな機会を与えてくれます。そして、様々な経験は視野を広げ、チャレンジ精神を育み、進路選択にも役立つ可能性があります。大学受験という観点からも、ボランティア経験は自己PRの重要な要素となり得ます。
確かに、最初の一歩を踏み出すのは緊張するかもしれませんが、ボランティア活動は皆さんのスキルアップを助け、将来への道を切り開くきっかけとなるはずです。ぜひ、この記事を読んだ高校生の皆さん、勇気を出してボランティアに挑戦してみませんか?
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【参考文献リスト】
- #高校生なう スタディサプリ進路
https://shingakunet.com/journal/trend/20200425000001/
- ボランティアについて 厚生労働省社会・援護局・地域福祉課
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/dl/s1203-5e_0001.pdf
- 経験を積むことのメリットとは 岡山県岡山市 大元駅【ヘルメス下中野】
https://hermes-shimonakano.com/blog/column/22/#:~:text=▼まとめ経験を積む,できるようになります%E3%80%82
- 自己肯定感を高めるためには?メリットともに解説 マイナビキャリアリサーチLab
https://career-research.mynavi.jp/column/20230726_53337/#:~:text=自己肯定感が高いことによるメリット,-良好な人間&text=精神状態が安定する,できるといわれている%E3%80%82
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