【地球温暖化防止】環境保全に取り組む団体5選!
初めまして!JAVOメディアライターの長田です。今回の記事では、「環境保全に取り組む団体」について取り上げました!
目次
1.環境保全とは
環境保全とは、人間の活動による環境への負荷を低減し、地球温暖化・生物多様性の損失・公害の発生などを抑制する取り組みです。
【環境保全の定義】
環境省は「環境保全コストの把握及び公表に関するガイドライン」の中で、環境保全について具体的には
・地球全体の温暖化・オゾン層破壊・海洋汚染・野生生物種の減少その他の環境に影響を及ぼす事態を抑制する
・人の健康または生活環境に被害をもたらす公害を防止する
・天然資源の使用削減・再利用・リサイクルなど(水も含む)
・その他、事業活動などによる環境への負荷となる活動を低減する
と定義しています。
つまり環境保全は、ただ自然を守ればいいという訳ではなく、将来的に人を含めた地球全体の生き物が住み続けられる場所であり続けるために、時には人間の手を加えつつも環境を守ることです。ご存じのとおり、現在の地球環境は危機的な状況です。そしてその原因は人間の活動であったことは疑いようのない事実です。
今、世界は私たち人間の活動が自然と共存し、自然のサイクルに乗って循環していける社会の構造を目指しているのです。
参照:(https://spaceshipearth.jp)
2.環境保全に取り組む団体
・公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。
急激に失われつつある生物多様性の豊かさの回復と、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けて、希少な野生生物の保全や、持続可能な生産と消費の促進を行なっています。
活動はすべてサポーターの皆さまに支えられています。ぜひWWFをご支援ください。
【世界に拡がるWWFネットワーク】
WWFは、スイスのWWFインターナショナルを中心に、80カ国以上の国々に拠点を置き、100を超える国々で地球規模の活動を展開しています。
【日本におけるWWF】
WWFジャパンは、自然の中に人間が存在するという自然観を取り入れ、日本国内および日本が関係している国際的な問題に取り組みます。
【WWFジャパン団体概要】
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年に設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止などの活動を行なっています。
参照:(https://www.wwf.or.jp/aboutwwf/)
・認定NPO法人自然環境復元協会
自然のなかで様々な生きものはバランスを保ちながら共生しています。もちろん、これまで私たちの生活もその一部でした。
しかし、社会・環境の変化にともない、これらのバランスが大きく崩れ、失われ始めています。
コンクリートで固められた川を元の姿に戻して水辺で遊ぶ子供たちの姿を呼び戻したり、
放置され荒れてしまった森を手入れしいろいろな生き物が暮らせる里山に再生したり・・・
みんなで協力すれば自然はよみがえります。
一緒にはじめませんか?
【ビジョン ~実現したい社会像~】
多様な生き物と共に暮らす社会を目指して
【ミッション ~私たちの使命~】
身近な自然環境を復元すること。
自然体験を通した豊かな感性と人間力溢れるヒトが育つ場を提供すること。
参照:(https://narec.or.jp/about/)
・FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
FoE Japanは、地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGOです。世界73ヵ国に200万人のサポーターを有する Friends of the Earth International のメンバー団体として、1980年から日本で活動をしています。
気候変動や森林破壊、大規模開発による環境・人権問題、脱原発・脱石炭など、幅広く政策提言活動を行っています。「日本の政府、企業、私たちの生活が関わって起きる問題だからこそ、私たちの力で解決したい。」この思いを大切に、問題の現地の人々や自然に寄り添った活動を展開しています。
【FoE Japanの活動ビジョン(見たい未来)】
地球上のすべての生命(人、民族、生物、自然)が互いに共生し、尊厳をもって生きることができる、平和で持続可能な社会を目指します。
参照:(https://foejapan.org/about-us/)
・日本自然保護協会
【日本自然保護協会とは】
自然のちからで、明日をひらく。
私たちは、人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくることを目指して活動しています。
【注力している4つの活動】
1.一度失うと二度と元には戻せないかけがえのない自然環境を守る活動
2.絶滅危惧種とその生息地を守る活動
3.自然の恵みを活かした地域づくりをすすめる活動
4.自然とのふれあいの機会や守り手を増やす活動
・一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン (CIジャパン)
食料、水、健康、そして、仕事… 私たちが生きるために必要なこれらはすべて地球の生態系が健全に機能することで、もたらされるものです。
しかしながら、私たち人間は自然が与えられる以上の資源を消費しているだけでなく、地球の許容量以上の温室効果ガスを排出し続けています。
その結果、地球の生態系機能と人間社会とのバランスが崩れ、様々な問題が起こっています。人間は、地球が作り出す空気や水、食物なしに生きていくことはできないにも関わらず、みずからの危機を引き起こしているのです。
世界は今、これまでにないスピードと規模での人口増加、環境の汚染、生物種の絶滅、気候変動、さらには技術革新や途上国の経済拡大の最中にいます。コンサベーション・インターナショナルは、現在の危機を脱し、真に持続可能な世界を築くため、様々なアプローチを用いて行動しています。地域の村から政府、企業など、あらゆるレベルでの協働を推進し、解決法を探し求めながら、社会全体をより健全にするための具体的な道筋をつけます。私たちは、明日必要なものを、今日使い切ってしまうことはしません。
【3つのステップ】
CIが目指す、地球の全ての人々が将来にわたってウェルビーイング(well-being:幸福)を得られる、持続可能な世界を実現するためには、限られた時間、資金、そして人的資源を最大限効率的に活用しなければなりません。世界を変えていくために、私たちは3つのステップで取り組んでいます。
《イノベーション》
従来にない柔軟な発想による科学や政策、手法などのイノベーション
《実践》
革新的なアイデアを地元コミュニティの能力開発などを通じて実践すること
《パートナーシップを通じた拡大》
あらゆるレベルでの協働により、他の地域やセクターへ影響を広めていくこと
私たちは、地球に暮らす、すべての人々の「Human Well-being」の達成を目標としています。Human Well-beingとは、「衣食住が足りて、健やかで、選択の自由があり、社会とのつながりの中で平和に暮らせること」と定義づけ、その達成を社会の根底で支えるのが、生態系サービスを生み出している自然(=自然資本)であるという考えを持ちます。この自然資本が健全な状態で循環する環境下において、持続可能な社会システムが機能することが、人々のHuman Well-beingへとつながるのです。
参照:(https://www.conservation.org/japan)
最後に
日本や世界の環境保全をするには、一部の団体だけでは環境保全することができません。日本中や世界中の一人一人が協力することで環境が整います。また、私たちの身近な寄付やボランティアに参加することで、1人でも多くの方が助かるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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