あなたの優しさが何万人もの希望になる ミャンマー支援ボランティアで感じたこと

こんにちは!Javoメディアライターの永見です!
今回、私は都内で行われたミャンマー支援ボランティアイベントに参加しました。
目次
1. はじめに
ミャンマーといえば、仏塔が並ぶ美しい景色や豊かな自然、多様な民族文化で知られる国ですが、その背景には、長引く政情不安や自然災害によって苦しむ人々の姿があります。
現地の様子を知り、そして支援活動を通じて直接人と触れ合うなかで、私の中にあった「遠い国の出来事」という認識は大きく変わっていきました。
2. ミャンマーを知る、という支援の第一歩
2021年の軍事クーデター以降、ミャンマー国内では未だ混乱が続いています。多くの地域では電気や水道といった基本インフラが破壊されたまま、復旧の目処が立っていません。さらに、2023年のサイクロン「モカ」は国内に深刻な被害をもたらし、多くの人々が避難生活を余儀なくされています。
日本での生活やニュースでは伝わりきらない「声なき人々」の現実。
けれど、だからこそ、ボランティアを通じて“知る”ことが支援の第一歩になるのだと私は実感しました。
3. 活動の舞台 ― ミャンマー文化に触れるボランティアイベント
今回のボランティア活動は、港区の大きな公園の広場にて行われ、一般の来場者が自由に立ち寄れる形式で実施されました。私が担当したのは、ミャンマーの伝統文化や料理を紹介するブース。ここでの役割は、道行く日本人とミャンマーの参加者が交流できるように、文化の“橋渡し”をすること。
他のボランティアと協力して、民族衣装の紹介パネルを設置したり、伝統楽器を実際に演奏してもらったりと、来場者が楽しみながら学べるように工夫しました。
「遠く離れた国の文化」として紹介されるのではなく、あたかも第2のふるさとであるかのように紹介すること、それが今回のイベントの一番の意義だったと感じています。
4. 言葉を超える出会いと交流
言葉の壁はもちろんありました。日本語が得意でないミャンマーの方、英語すら通じないお年寄り…。けれど、ふとした笑顔や、目を合わせてうなずく仕草、手渡された料理を「美味しい」と頷く瞬間が、確かに心を繋いでくれるのです。
あるミャンマーの女性が、料理をふるまいながら「私、日本に来てから、日本人の優しさにいっぱい救われた」と話してくれたとき、私はとっさに言葉が出てきませんでした。
でも、ただ「ありがとう」と笑い合ったその瞬間、国も言語も違う私たちが、確かに同じ“場”にいたのだと感じました。
5. 郷土料理に込められた「遠くて近い」想い
イベントでは、ミャンマーの代表的な料理「モヒンガー」(米麺の魚スープ)や「ラペットゥ」(お茶の葉サラダ)も振る舞われました。
とくに印象に残っているのが、モヒンガーの優しい味。日本のだし文化にも似たその味は、どこか懐かしく、初めて食べるのに「懐かしい」と感じるような、不思議な感覚がありました。
「これは、お母さんの味なんです」と語る現地出身の女性。
災害や政情不安の中で、それでも家族を想い、ふるさとを想う。その一杯に込められた気持ちが、料理を通して日本の私たちに届くことに感動を覚えました。
6. 日本にも広がるミャンマーのコミュニティ
意外と知られていませんが、日本にはすでに多くのミャンマー出身の方々が暮らしています。都内だけでも、ミャンマー料理店やミャンマー語教室、民族行事を開く団体など、小さなコミュニティが点在しています。
今回のボランティアには、そうした在日ミャンマー人の方々も多く参加していました。
「支援される側」と「支援する側」という一方通行ではなく、“共に生きる存在”としての関係性が確かにあることを実感したのです。
7. 「気持ち」が繋げる、たしかな支援の形
「言葉が通じなくても、気持ちがあれば大丈夫。」
この言葉は、イベント中に最も多くの参加者が口にしていたフレーズでした。
ときに政治的・社会的な事情に翻弄されながらも、それでも前を向いて歩む人たち。
私たちがその姿を知り、向き合い、支えるとき、たとえ一人の行動であっても、“何万人の希望の連鎖”に繋がることだってある。それは、決して誇張ではありません。
8. 私が受け取ったメッセージ
今回の体験を通じて感じたのは、「支援とは、特別なことではない」ということ。
少し立ち止まって誰かの話を聞くこと、文化を知ろうとすること、自分にできる形で寄り添うこと…。そのすべてが“支援”であり、“国際協力”なのだと思います。
そして何よりも、「他人事」だと思わないこと。
今、日本で当たり前のように暮らしている私たちの隣に、困難の中で生きる人がいることを、忘れないでいたいです。
9. おわりに ― 私たち一人ひとりができること
世界中のどこかで、今日も誰かが困難と向き合いながら生きています。
その現実を変えるのは、大きな組織やお金だけではありません。
あなたの一歩が、誰かの人生を変える。
それが、今回のボランティア活動で私が強く感じたことでした。
遠い国の話を、身近にする。
誰かの苦しみを、想像する。
そんな“小さな優しさ”が、きっと世界を少しずつ変えていくのだと思います。
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