フラワーロスについて:生産過剰と環境への影響
初めまして!JAVOメディアライターの川崎です。今回はフラワーロスという日本で起きている問題について紹介したいと思います。
まず、フラワーロスという言葉をご存知ですか?
実は花は食品と同じように大量に廃棄されているのです!
この記事ではそのフラワーロスの現状、原因そしてフラワーロスへの取り組みについて紹介します。
フラワーロスとは
フラワーロスとは、生産された花が消費者の手に渡らず廃棄されてしまうことです。
捨てられている花は年間10億本と言われており、仕入れた30〜40%が廃棄、経済損失は年間1500億円に上るとも言われています。
なぜフラワーロスは起こるの??
フラワーロスが起こるのにはいくつか理由があります。
1・傷や痛みなどがあった
2・イベントが中止や縮小になった
3・プロダクトアウト型が主流のため
4・売れ残った
これらの理由が主にフラワーロスを起こしています。
2の理由は特にコロナ禍での学校の式典や結婚式などの中止により大きな影響を受けました。
3のプロダクトアウトとは消費者のニーズに合わせて作るのではなく作り手の作りたいものを作ることを優先することで、需要がなく、売れ残る花が出やすくなるということが起きています。
フラワーロス改善の取り組み
1・bloomee
bloomeeは契約して定額料金を支払った消費者に手渡しやポスト投函で旬の花を定期的に届けるサービスです。事前に注文があった分だけ仕入れて販売されるため、廃棄される花を減らすことができます。
2・カエルデザイン
カエルデザインでは生花店から廃棄される花を分けてもらい、ドライフラワーに加工し、それを使ってアクセサリーを作ります。
他にも海洋プラスチックからアクセサリーを作っています。
https://kaerudesign.net/story/
まとめ
今回、フラワーロスという問題を紹介しましたが、花も廃棄する時に二酸化炭素が発生したりなど地球温暖化を招くということを学びました。
プラスチックが地球温暖化の原因であるというのは皆さん聞いたことがあると思いますが、花も原因であることはあまり聞いたことがないと思います。フラワーロスは花が大量に廃棄されているその先には地球温暖化にもつながるということを伝えたいです。この記事を見て、少しでも興味を持ってもらえたら幸いです!
ボランティア証明書の発行はコチラ【ボランティア証明書発行(全NPO対応) | NPO法人JAPANボランティア協会 (javo.or.jp)】
この記事へのコメントはありません。