【奨学金拡大へ一歩ずつ】
【奨学金拡大へ一歩ずつ】
海外では教育ローンや返済不要の給付型奨学金で学ぶ一方,日本では親が授業料を負担するのが大半です.日本では73%の学生が親に学費を負担してもらい,アメリカではそれが29%.
これには訳があります.アメリカの学生支援総額は17兆2千億円,日本は1兆千四百億円です.アメリカの経済規模は日本の3倍であるので,これも6兆円程度までは伸ばさなければいけないものです.
アメリカの奨学金の45%が給付型であるのに対して,日本は4%未満.資金の供給元も連邦政府70%,大学16%,民間8%,州4%と多彩なのに比べ,日本は国が87%とその大半です.
「教育が国を作る」ことを熟知した国がアメリカなのではないでしょうか.そのため,ハーバードを卒業した学生の就職したい企業ランキングトップ10にNPO法人Teach for America という教育系NPOが入ったりもしています.
日本でも教育に関しての取り組みを強化すべきではないでしょうか.
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