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SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」とボランティア

JAVOメンバーのKとHとLです。今回は、SDGsの目標14である「海の豊かさを守ろう」についてのボランティアを紹介したいと思います。

SDGsとは?

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称です。「持続可能な開発目標」という意味を表し、2015年9月25日に国連総会で採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。持続可能な開発のための17の国際目標が掲げられており、その下に169か達成基準と232の指標が決められています。

SDGs が策定される以前から、世界は社会、環境、経済の問題にそれぞれ取り組みを始めていましたが、SDGsはそれらの問題に対する目標を一つにまとめたところが特徴的です。経済発展だけではなく、環境や社会が抱える問題にバランスよく取り組み、根本的な解決によって世界を持続させることをSDGsでは目指しています。またSDGsは、世代を超えたすべての国、すべての地域の人々が、誰一人取り残されることなく、尊重される社会を目指すものとなっています。

目標14「海の豊かさを守ろう」とは

目標14では、2020年までに、海と沿岸の生態系に重大な悪い影響がでないように、回復力を高めることなどによって、持続的な管理や保護を行い、 健全で生産的な海を実現できるように、海と沿岸の生態系を回復させるための取り組みをしています。海や海洋資源を持続的に利用するために掲げられた目標で、目標達成のためには、海洋汚染の防止・削減や、海洋環境と生態系の保全・回復が不可欠です。そのため、企業や私たち個人が現状を把握し、積極的に行動することが求められています。

目標14が掲げられた理由

目標14が掲げられた背景には、世界の海がすでに危機的な状況に陥っている状況があります。その一例を紹介します。

・海洋ごみが増えている
海洋ごみが増加すると、海洋生物に多大な影響を及ぼします。魚がプラスチックごみで傷つけられてしまう、ウミガメや海鳥が漁に使う網に絡まり溺れて死んでしまうといった事例が報告されています。

・海洋資源が減少している
海洋資源が減少している理由はさまざまですが、上記のような海洋ごみや海洋汚染のほか、地球温暖化や魚の乱獲による海洋生態系への影響が懸念されています。持続的に漁業を行っていくためには、海を守る取り組みが不可欠ということです。

海に関するボランティア団体

1.海さくら
神奈川県の江の島で2005年から「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!」をモットーに 18 年間ビーチクリーンを行い清掃活動にイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体。江の島に「かつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるくらいキレイにする」という目標をかかげ、体験・体感を大事にし「楽しく」「楽しめる」活動を継続しています。
https://umisakura.com/ 

2.海岸清掃団体 湘南ウキブイ
海岸清掃団体 湘南ウキブイは「未来の子供達に、安全で美しい海、裸足で走り回れる砂浜を残してあげたい」というコンセプトのもと、海岸清掃活動・ビーチクリーン(以下:ウキブイ大作戦)をスタイリッシュかつ、カッコ良く、面白おかしく行うことができれば、と考え活動している団体です。https://www.ukibui.com/ 

3.かながわ海岸美化財団
ボランティアの拠点として、年間16万人を越える海岸清掃ボランティアに対し、ごみ袋とごみの回収を無償でサポートしています。ボランティアが使用するごみ袋はすべて企業からの協賛で賄われています。また、海岸や河川等で美化活動を実施しているボランティア団体や企業・学校・関係行政機関を対象に「海岸美化団体等交流会」を開催し、課題の共有や情報交換等を図っています。
https://www.bikazaidan.or.jp/

4.海未来
設置サンゴの成長過程調査とサンゴ床の新規設置を行っている団体です。。それぞれのサンゴ株ごとに成長を記録したり、サンゴ床の高さやモルタル基盤の大きさや素材に工夫を重ねて育てる活動を行なっています。

最後に

SDGsと聞くと堅苦しい感じもしますが、小さなことから取り組めば誰にでもたくさんあります。身近な寄付をしたり、ボランティアに参加したりなど、小さいことからでも始めてみたらいいかもしれません。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事を読んで、1人でも多くの方が興味を持ってくれたら嬉しいです。

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