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ボランティア体験

ボランティア体験:子供の支援プログラム

皆さん初めまして、JAVOでインタビュアーとして活動している能美葵です!
私は現在高校一年生で、ボランティア活動の主催者や参加者の方々に経験談を取材させて頂くことを主な活動としています。
基本的にはオンラインのzoomミーティングなどを利用して、自室から色々な方にお話を伺っています。ボランティアを行う人によって様々な考えの違いがあり、毎日が新鮮でとても楽しいです!
さて、今回はそんな私が『生まれた時から今日まで』継続的に行ってきたとあるボランティアに関してご紹介したいと思います。

ボランティア活動を始めたきっかけ

そのボランティアは元々私の両親が参加していたものでした。娘である私が生まれた時、これから長い時をかけて育っていく私と共に、どこか遠い国にいる子供の成長も見守りたいと思ったことがきっかけだそうです。
そうして始めたのが、プランインターナショナルによる「プラン・スポンサーシップ グローバル・プロジェクト」です。
これは様々な課題に直面している世界中の子供達を、一家族につき一人支援するという活動になります。基本的な活動は毎月の定額寄付ですが、私の家では支援しているチャイルドに手紙を送ったり、使わなくなった文房具を寄付したりもしています。
私は小学校中学年の頃に母からこの活動について教わり、初めてセネガルに住む女の子に手紙を書きました。その頃の私に流暢な英語が使えるはずもなく、母に教わりながら拙い字でメッセージを書いたことを今でも強く覚えています。そうして少し経ってチャイルドから手紙が帰ってきた時は、飛び跳ねて喜びました。
幼い私には、ずっと遠い場所に住む血の繋がらない女の子が姉妹に思えたのです。
両親が始めた活動でしたが、今となっては家族一体となって取り組んでいる大切な活動です。

ボランティアの事業内容

この活動の最大の目的は、世界中の子供たちが健やかに育つための環境を整え、自立を応援することにあります。
一言にリスクといっても、そのチャイルドが住む国や地域によって彼らが抱える問題は様々です。紛争地域で困窮する子供もいれば、自然災害に怯える生活を送る子供たちもいます。他にも児童労働によって学校に行くことが出来なかったり、性差別に苦しむ女の子だって数え切れないほどいます。
年に三回届くチャイルドの近況報告レポートや互いに送りあっている手紙から、私達家族とチャイルドの間にある大きな差が明確に分かりました。
私はというと、母から活動について聞くまでは紛争問題も性差別も全てニュースの中の話。小学校に通って毎日安全に授業を受けていられる環境は当たり前だと思っていました。
なのでこの活動を通して、世界中の子供たちが抱える問題が一気に現実としてのしかかって来ました。
そのおかげで、ニュースで流れる様々な課題にも責任を感じることができるようになり、今もこうしてボランティアを広める活動を行っています。

活動の素晴らしさ

今やオンラインツールが発達し、インターネットを通じて世界中に支援をすることができるようになりました。だからこそ、始めるきっかけは些細なもので良いと、私は思います。
この「プラン・スポンサーシップ グローバル・プロジェクト」ではチャイルドの年齢が18歳になった時点で、社会的に自立したと見なし、支援が終了します。
私が生まれた時に支援を開始したセネガルの女の子はもう成人し、今はカンボジアの同世代の女の子を支援しています。一人の女の子が自立できるまで支援したという事実が、今の私のボランティア活動へのモチベーションの一つです。
現地に行くことなく、人と人が繋がり、昔ではできなかったやり方で誰かの生活を支えることが出来る。ハードルが下がったことで他人への関心というものが深まっているのは、ボランティアならではの特徴だと思います。

ボランティア活動の仲間

私の家では家族として行っているこの活動ですが、勿論個人での寄付も多く寄せられています。カンボジアには2020年6月の時点で1763人のチャイルドが、日本人のスポンサーの支援を受けているのだとか!
これから更に支援の輪が広がって行くことを強く願っています。

高校生・大学生に向けて一言

もしボランティア活動に興味があったり、何かできることがないかと思っている学生の方は、まずは説明を聞くだけでもやってみて下さい!
内申や大学受験のためとか、最初は利己的なものでも大丈夫です。きっと誰もが最初から慈善活動に志を持っているわけではないと思います。
でも、自分のための行動で誰かが幸せになれるなら、それは自分の中で確固たる自信へと変わるはずです。とりあえず行動して、結果だとか意志だとかというものは後から勝手に着いてくるというのが私の自論です。

最後に

ここまで長々と書いて参りましたが、全ての内容は特別難しいことでもありません。街を歩く人達が一度は考えたことがあり、たまたま私がここに掲載しているだけのものです。
挑戦することに躊躇した時は、将来のヴィジョンを浮かべてみましょう。自分がなりたい自分、後悔しない自分になるために、今から一歩踏み出してみませんか?

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